シェフの異人館日記11
異人館日誌の第11回目です。
長いヨーロッパ生活の中で、行った当初は習慣などの違いなど不思議な所も多々あり戸惑うこともありましたが、
それが次第に自分にとっても習慣となっていき、結果何の違和感もなく過ごしてきました。
約30年の滞在中、わずか2度しか帰国していなかった事(家内には何と親不孝な!と叱られてましたが笑)、
ヨーロッパ生活の大半はネットやスマホが今のように普及していなかった事、周囲に日本人が居なかった事など、
簡単には日本の情報が得られない生活を送ってきましたので、帰国後はカルチャーショック的な、こんなだったかな~と思う事が多々有ります。
今回はその事について少しお話ししようと思います。
海外へ行かれた方は皆さん実感されると思いますが、先ず帰国後直ぐに味わうのが空港のトイレ!
これは凄すぎますよね!
綺麗だし温かいしウォッシュレット完備だし、消音設備まで!
まずヨーロッパの公衆トイレでは便器の蓋どころか場所によっては便座も付いていないところもあります。
当時はこれどうやって用を足すのかなぁと思ってましたが、現地の人曰く、蓋があると直ぐに壊されるから付けない、便器の上に直接乗ってするんだと(>_<)
また、これは彼方では絶対にやってはいけない事の一つですが、車のエンジンをかけっぱなしで車から離れたりキーを挿しっぱなしにしている事!
日本の田舎あるあるですよね。 先ず間違いなく海外では盗難されるでしょう。
帰国当初は驚いたものでした。
そうそう、自分の家の外に物を置いていたら持って行かれる事も多々ありました。
「表に出してある物は捨てた物」と認識している様で、引っ越しの為家族の服を表に出しておいたところおばさん達が次々に集まり試着が始まった時はかなりウケました!
色々と違いは有りますが何処も住めば都!!
昔は懐かしく振り返り、これからはココ霧島で楽しみたいと思いつつ今回はこの辺で失礼します。
では又!!