いつも当館をご愛顧いただきありがとうございます。

このたび、

「オーベルジュ異人館」は

「オーベルジュかなざわ」

へと屋号を改めました。

「かなざわ」は、ポルトガル・リスボンで私たち金澤家が最後に立ち上げた思い出深いレストランの名です。

現在はポルトガル人シェフ「パウロ・モライス氏」がその想いを受け継ぎ、

ミシュラン一つ星を獲得するレストランへと成長しています。

 

娘が結婚を機に霧島を離れ、夫婦二人で歩むこれからの料理人生を見つめ直したときに

本当に大切なことを形にしていきたい、という思いから、

シェフが心から信頼する食材を使った創作料理、

ポルトガルで培った技術による鮨の提供、

これらを今年5月末より本格的にスタートいたしました。

また、シェフにはずっと温めてきたもう一つの想いがありました。

それは「農業」への挑戦です。

お米や野菜の栽培は数年前から少しずつ始めておりますが、

さらに新しい土地が加わり、今年は準備期、来年から本格的にスタートできればと思っております。

 

私たちにとって大きな転機を迎える今、原点である「かなざわ」の名を改めて掲げ、

新たな気持ちで歩みを進めることといたしました。

 

なお、屋号変更に伴い、ホームページや予約サイトなども順次更新を進めておりますが、

まだ完全には移行が完了しておりません。

しばらくの間、ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、

何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

これからは、「オーベルジュと農業」の二つを軸に、心を込めて日々を重ねてまいります。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

オーベルジュかなざわ

オーナーシェフ金澤智玲